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2022.7.7

寝てる間にインプラント

監修 医療法人優和会理事長 神田 浩之

こんにちは、群馬県前橋市の カンダデンタル・けやきウォークです。

 

当医院では、インプラント手術で大がかりな処置をすることも多く、インプラントに必要な骨を作ったり移植したりする事もあります。
こんな話をすると、痛そう怖い大変そうとイメージを持たれてしまうと思いますが、当医院では不安感を解消するため、全身麻酔は行なっておりませんが寝ている間に治療ができる静脈内鎮静法は行っております。

寝ている間に治療が終わってしまうので長時間の処置や恐怖感がある方にも安心して治療を受けていただいております。
今回は、鎮静麻酔の違いについてお話ししたいと思います。

 

【鎮静麻酔とは】

鎮静法は、ほとんどのケースで意識がない状態になり、不安や恐怖心がなくなります。
鎮静薬を使うことで治療中のことをほんやりとさせて、治療したかどうかも忘れさせるような効果があります。
代表的な鎮静法で『笑気吸入鎮静法』と『静脈内鎮静法』の2種類があります。

 

▼笑気吸入鎮静法⇒笑気ガス(亜鉛化窒素ガス)を鼻から吸引しておこなう鎮静法で『笑気麻酔』とも呼ばれます。笑気ガスを吸引することで不安や恐怖心などを軽減させます。

 

▼静脈内鎮静法⇒点滴によって腕の静脈から鎮静薬を注入しておこなう鎮静法で『セデーション』とも呼びます。鎮静薬を注入することで不安や恐怖心を軽減し、時間の感覚も薄れる様にするのが特徴です。

 

鎮静麻酔の特徴

〇ほとんどのケースで意識はない。痛みや不安さもなくなる。
〇鼻から吸引しておこなう鎮静法と、腕の静脈から鎮静薬を注入しておこなう鎮静法がある。
〇副作用のリスクが少なく安全性が高い。
〇麻酔から醒めるのが早い。
〇アレルギーや鼻呼吸ができない方には使用できない場合もある。

 

以上が、鎮静麻酔の種類と特徴です。
どちらもメリット、デメリットがありますが、治療に恐怖心がある方など、非常に有効なオプションです。
インプラント手術以外でも対応できますので、ご興味ある方はどうぞお気軽に相談してくださいね!