監修 医療法人優和会理事長 神田 浩之
こんにちは、群馬県前橋市のカンダデンタル・けやきウォークです。
今日は「精密根管治療」についてお話させていただきます。
根の治療で、このようなお悩みありませんか?
・神経を取った歯なのに、また痛みが出てきた
・以前、歯の根の治療を行った歯が腫れてきた
このようなお悩みをもって来院される方が増えてきました。このような場合、前回と同じ様に治療しても、また再発する可能性が高く、再発を繰り返すことは患者さんの金銭的なストレス以上に精神的なストレスが大きくなります。
当院では、できるかぎり再発が起こらないよう、緻密な歯の根の治療(精密根管治療)を行っています。
精密根管治療について
それでは、当院の精密根管治療についてご紹介します。
こちらの写真は、7年前くらいにアメブロでとても人気が高かった、精密根管治療の術前と途中経過です。他院で治療した左上の奥から2番目の歯が副鼻腔炎を起こして上顎洞まで感染して骨が大きく欠損した状態でしたが、精密根管治療を行い、抜かずに治せました。
この方はしっかり噛めるように最終治療までいきましたが、治療後に沖縄に引っ越ししてしまい、途中経過しかレントゲンありません。
【主 訴】 他院で治療した左上奥の歯が副鼻腔炎を起こして上顎洞まで感染して骨が大きく欠損した
【治 療 費 用】 約10万円
【期 間】 約5カ月
【副作用とリスク】
●外科的処置、抜歯をしないといけない場合もあります。
●根尖病巣の再発する場合があります。
下の写真は別の患者様の写真ですが、上半分がビフォー、下半分がアフターです。
左下の奥から2番目の歯の根管の感染から分岐部(根の股の部分)までごっそり骨が無くなった症例です。
上が術前。下2枚が術後です。左下はCTで分岐部にしっかり骨ができていることを確認したものです。
分岐部まで及んで口腔内と感染が交通すると非常に治りにくいものになりますが、当クリニックの精密根管治療により、なんとか治癒していただけました。
このように、当院ではできる限り歯を残した治療を目指して治療しております。
精密根管治療の流れ
カンダデンタル・けやきウォークでの「精密根管治療」の流れは、
- 歯科用CT
3次元の画像検査機器を駆使して正確な診断を行います。
- マイクロスコープ
肉眼の3~20倍拡大視野下で治療を行うことが出来るため、感染部位の取り残し防止し、再発を最小限に抑えることができます。
- ニッケルチタンファイル
柔軟性の高いニッケルチタンファイルを同時に使用し、精度の高い根管治療が可能となります。
- 1回の根管治療に時間をかけます。
当院では、しっかり時間をかけ、患者さんの予後を最優先に考えて治療を行っています。
- 予後に大きく影響する補綴治療
予後のことを考えると根管治療だけ精密にしても意味がありません。二度と再発をさせたくない、という方には精密な補綴治療が可能となる自費補綴物(セラミック、ジルコニア等)をおすすめいたします。
【主 訴】 歯の根管の感染から分岐部までごっそり骨が無くなった
【治 療 費 用】 約10万円
【期 間】 約5カ月
【副作用とリスク】
●外科的処置、抜歯をしないといけない場合もあります。
●根尖病巣の再発する場合があります。
カンダデンタル・けやきウォークでは、「これ以上、歯を失いたくない」、「今ある歯を最大に生かしてなるべく長くしっかり使える治療をしたい」、「治療した歯が悪くならないような最先端の治療を受けたい」、「インプラントなどの治療に興味があるが怖いし、不安だ」などの悩みをお持ちの方に最適な治療を提案・提供しておりますので、安心していただければと思います。
「他の医院で抜歯と言われた」
「もう再発は嫌」
もしかしたら、当院でその歯は残せるかもしれません。悩んで時間が経ち、取り返しのつかなくなる前に一度ご相談ください。